リーフチェック三宅島 (2010) 調査結果

調査地点名三宅島 富賀浜/伊ヶ谷 (東京都)
調査日2010/10/16
チームリーダ土川仁
チーム科学者土川仁
開催者アカコッコ館
(共催)コーラル・ネットワーク
(共催)スナッパーダイビングセンター
参加人数11人
水深浅5m
深10m
月齢8.3
潮名小潮
天候晴
気温26℃
水温海面26/26℃
-3m26/26℃
-10m26/26℃
透視度30/30m
岸からの距離0.02/0.23km
河口からの距離0.03/0.1km
河口の幅0-10/0-10m
集落からの距離1/0.5km
集落の人口600/100人
底質合計平均標準偏差%
ハードコーラル浅10325.754.99264.375
深48125.03330
ソフトコーラル浅0000
深0000
最近死んだサンゴ浅10.250.50.625
深0000
富栄養化の指標となる海藻浅0000
深266.53.31716.25
海綿類浅10.250.50.625
深0000
岩浅52135.59832.5
深80202.1650
礫浅0000
深10.250.50.625
砂浅30.750.9571.875
深51.251.2583.125
シルト浅0000
深0000
その他浅0000
深0000
魚類調査合計平均標準偏差
チョウチョウウオ類浅2052.582
深358.753.403
イサキ類(コショウダイ類)浅000
深10.250.5
フエダイ類浅000
深000
サラサハタ浅000
深000
ハタ類(30cm以上)浅000
深000
メガネモチノウオ浅000
深000
カンムリブダイ浅000
深000
ブダイ類(20cm以上)浅10.250.5
深30.751.5
ウツボ類浅411.414
深61.50.577
無脊椎動物調査合計平均標準偏差
オトヒメエビ浅000
深20.51
ガンガゼ類浅276.752.062
深5914.755.56
パイプウニ浅000
深000
シラヒゲウニ浅000
深000
ナマコ類浅000
深000
オニヒトデ浅000
深000
シャコガイ類浅000
深000
ホラガイ浅000
深000
イセエビ類浅000
深000
被害・ゴミ調査合計平均標準偏差
アンカー被害浅000
深000
ダイナマイト被害浅000
深000
その他の被害浅000
深000
魚網屑浅10.250.5
深10.250.5
その他のゴミ浅000
深000
コメント【富賀浜】
HCの割合は64.4%であり、昨年の67.5%よりも若干数字は落ちているが、 全体的に見て、非常に健康な状況が保たれている。
数値的には現れていないが、ライン周辺も含めて最近死んだサンゴ、特に、 テーブル状サンゴの一部が直近に死んだ群体がいくつか見られ、 そのうちの多くからは付近にサンゴ食の巻貝が見られた。
オニヒトデは今回発見できなかっただけでなく、今年になっての目撃例はないとのことである。
サンゴの腫瘍と思われる症状も一箇所で確認された。
チョウチョウウオは合計20個体みられ、昨年の8個体より大幅に増えているが、 その中には、通常、温帯域ではあまり見られない種(カガミチョウチョウウオなど)も 含まれており、今年は夏季に水温が高い状態が例年よりも長く続いたことが 影響していると考えられる。
一方ガンガゼ類は、合計27個体で、昨年の6個体より大幅に増えているが、 こちらについては要因は特定できていない。
【伊ヶ谷】
HCの割合は30%であり、昨年の41.3%よりは低くなっているが、 比較的小さなコロニーが点在している環境であるため、ラインの設置場所の違いの 影響もあると思われる。
例年と同じく、群体のサイズは大きくないものの、多くの種類のサンゴが見られ、 全体的に見て、健康な状況が保たれいる。
最近死んだサンゴもみられず、サンゴ食巻貝やオニヒトデ、病気も観察されなかった。 チョウチョウウオは35個体で、昨年の6個体よりも大幅に増えており、 富賀浜と同様、通常、温帯域ではあまり見られない種も観察されており、 水温の高い状態が例年よりも長く続いたことが影響していると考えられる。
一方、ガンガゼも53個体で、昨年の9個体より大幅に増えているが、 NIAが昨年5%だったのに対し、今年は16%だったことも影響しているかもしれない。


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