初めての単独主催のリーフチェック(2000年5月)

和歌山県串本にてコーラル・ネットワーク単独主催のリーフチェックを行いました。ダイビングサービスが主催に関与しない初めての試みでした。
沖縄地方だけでなく、メンバーが住む大都市圏に近い海域でもリーフチェックを行いたいと考え、サンゴ群落がある和歌山県串本を候補地に選びました。
 リーフチェックは本来はサンゴ礁を対象にしており、温帯域のサンゴ群落については対象にしていません。しかし、リーフチェック本部のホジソン博士に問い合わせたところ、「温帯域であっても、串本のようなサンゴ群落の多い地域での調査は値打ちがある。継続して調査を行ってほしい」と連絡があり、リーフチェックの実施に弾みがつきました。冬季から数度の予備調査を行い、温帯域での調査対象種の追加について既に行われていた三宅島での調査対象種を元に検討しました。
多くのメンバーの努力と現地の協力で、無事リーフチェック串本を成功させることができました。

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